0123号室―Room No.0123

好きなものを好きなだけつめこんでおける部屋

 
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キングスマン考察

映画「キングスマン」観てきました。
いやマジですごい映画でしたね。ボンドもびっくりの秘密道具&かっこいーアクションのオンパレードで
これそのうち2とかつくられるんじゃないかなって思いました。
ちょっと気になったとこの感想っていうか考察っていうか。(ネタバレありです)


ハリー死にましたね…!
もう予告じゃこの人主人公だと思ってたんで「は???」ですよ。は???
しかもめちゃくちゃアッサリ死ぬもんだから「あれでしょ?これも死んだふりなんでしょハイ楽勝ーwww」
とか思ってたら一向に再登場しないんでさすがに焦りました。
おいおいこのおっちゃん死んだらこの作品の見どころ80パーセント減じゃねえか!!!!
製作陣何考えてんだ!!!

と思ってたけど以外とその後もちゃんと観れるものになってて良かったです。
エグジーのバトルシーン普通にかっこよかったしな。

ただあまりにも主要キャラなのにあっさり死ぬんで若干もやもやを引きずって観てまして、
観終わった後にようなく「あっ!!!!」って気づくことがあったので書き留めてみます。

ハリーが死ぬのがだいたい(体感で)中盤あたり。
考えてみるとそこが綺麗に話のターニングポイントになってるんですよね。

前半では人が全く死にません。
正確には、死ぬんだけどエグジー(主人公)の前では死なない。
父親は死ぬけどそれはどっか中東の異国の地だし、教授とかランスロット(初代)も死ぬけど
全部ハリー達プロの前でのみで、坊やなエグジーはキツネかばって車事故らせてるレベルの
平和な俗人でしかない。

なので前半はずっと「人が死にました→嘘だよーん」という図式が続きます。
訓練で死んだ仲間は工作員。
一人だけ無いって言われたパラシュートはもれなく全員に配備されてる。
線路縛り付けられても救出される。
犬殺せって渡された銃は空砲。
おいおいスパイってこんなにお砂糖必要なのォ?ってくらい甘い。そしてヌルい。
そして犬も殺せなかったエグジーはキングスマンになれず俗世に戻ります。

けどハリーが殺され、それを見ることしかできなかったエグジーは一気に変わる。
そう、初めて目の前で大事な人のリアルな「死」を見るのがここなんです。

で、この直後エグジーは初めて人を殺す。
自分を毒殺しようとしたアーサーの酒を入れ替えて返り討ちにします。
ここでようやく、前に犬の試験で問われた「何かを殺す」っていうことができるようになる。
そこからエグジーはキングスマンとしての道を歩みだし、正装に身を包みます。
キングスマンとして必要な資質というのは、マナーよりもマティーニの作り方よりも「何かを傷つける覚悟」なんですね。
これがハリーの言う「自信を持つこと」に通じるんだと思います。ある程度自分を信じてないと反撃なんてできないですしね。
だからこそ後半はあんな潔く威風堂々花火大会とか指示できたわけですよ。

そう考えると、この話で特徴的な動物の存在もなんか説明つきますね。
冒頭でエグジーはクソみたいな義理の父にパシられてもごろつきに喧嘩売られても全然喧嘩をしない。
なんか候補生の間で喧嘩しそうになるけどお姉ちゃん止めてくれて結局してない。
盗んだ車で走るけど狐を守って警察行きです。
ぐれてても赤ん坊の妹はちゃんと面倒見るしパグのJBも殺さない。
前半出てくる動物たちはエグジーのやさしさの象徴です。誰も傷つけないやさしさ。
でも、そのせいで家族も自分もやられる一方。

優しさだけで世界が救えるかつったらノーですねノー。
敵を撃退する「強さ」がないと何も守れない。
ハリーの死はそれを強く意識させる出来事だったのかもしれません。
もっと言うと、いったん家に帰ったエグジーは初めて「俺が義父をぶっとばしてやらあ!!」みたいなこと
言って喧嘩ふっかけるんですけど、その瞬間キングスマンの世界に連れ戻されます。
これもオッサンの気まぐれじゃなくキングスマンの”資質”という理由に基づいてたんじゃないでしょうか。

ラストはハリーと同じ方法でチンピラを撃退しオカンを幸せにしてあげるエグジー。
やったね!これで君も本当のキングスマンだ!!


あとこの映画、意図的だと思うんですけどすごい俯瞰の視点・垂直移動が多いです。
最初キングスマンの秘密基地に行くためにひたすら「下に」エレベーターが移動していくけど、
訓練とハリーの入院が交互に挟まれるシーンではカメラワークがひたすら「上に」移動していく。
(珍しいカメラワークだなと思いました)
クライマックスの衛星破壊では仲間が単身成層圏まで上昇してミッション達成してましたね。
階級を上がってく物語なのでその辺を強調するためにやってるのかなと思うんですが、それぞれのシーンが
キャラの成長だとか彼らの勝利を表現してるようで、この辺も意識して見ると面白かったです。

あとはもうガゼルたん!!!!!!ガゼルたん美しいよガゼルたんんんんああああああああああああああああああああああああああはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあ
この子の存在だけでもう何回か見返す価値はあると思いました。
何この美しさと凛々しさ…結婚しよ…

とりあえずアクションと秘密兵器と戦闘義足女子が好きな方は観て損はないんじゃないかと思いました。
俗人の映画考察でした。

追記
なんか続編製作決定してる上に次回の舞台は日本とか・・・。(ソース
は?板前さんが寿司型手りゅう弾とか投げて攻撃してくんの?観るわそんなん。

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プロフィール

一二三

Author:一二三
漫画家
四十七大戦」(コミックアーススター)
9/7~連載開始

演劇漫画「Nowplaying
(ガンガンONLINE/全四巻)

演劇情報誌「えんぶ」
観劇コラム漫画1p連載

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